加熱や冷却を行う機会のほとんどに温度計センサーがついています。それにより適切な温度を常に保つ仕組みになっています。もし温度計センサーがないなら、冷蔵庫の庫内はどんどん冷えていきます。卵でさえ凍ってしまうはずです。

オーブンの中もどんどん熱くなり、料理が焦げてしまうのは当然です。料理は百度以上なることはありませんが、油の温度は際限なく上昇します。電磁調理器の上で天ぷらを揚げているときは注意が必要です。温度計センサーが正常に作動しているなら問題ありません。

仮に故障しているなら、油が熱くなりすぎて非常に危険です。温度計センサーが壊れることはあまりありませんが、鍋の中の様子を見て判断します。いつまでたっても温度が下がる様子がないなら故障です。あるいは鍋そのものが焼けているような臭いがするなら、故障の可能性があります。

機械には寿命もありますし、故障も生じます。メンテナンスを行わないなら寿命は短くなります。センサーで温度をキャッチしますから、壊れるなら適切な温度を維持できません。調理器具だけでなく、ストーブやエアコンにもついています。

人間の体は一定の体温が保てるような機能がそなわっています。寒い時も熱い時も体温に大きな差がありません。寒く感じるのは、体に信号を発している証拠です。もっと厚着をすることで、体温を保てるようにするためです。

暑い時も同様です。もし暑さを感じなくなったなら、危険であり熱中症にもつながります。