機材の変化により温度管理が変わっています

ノートパソコンやサーバーパソコン単体の温度管理には、数年前のHDDを利用した構成から現在のSSDを利用した端末とでは大きく変化しています。一番発熱をする部分というのは、パソコンでもスマートフォンでも従来と変化はなくCPUという演算つまり計算処理を行う部分の温度管理が重要です。ただ大きく変わった部分として今までは、HDDを利用して記憶装置を使用していました。HDDは、金属の円盤を回転させて磁気の記憶データを読み込み書き込みを行っていました。

この回転部分のモーターが発熱をしている部分を冷却する必要がありました。この部品がSSDという機械的な動作がなくなり電気的な読み書きのみになりましたので、大幅に発熱が減るようになりました。これにより温度管理はCPUの部分に関してのみ考慮を中心に考えるようになりました。このように部品の進化や構成部品の変化によって、今まではノートパソコンにファンを必須で構成を考えるケースが多かったですが、ファンを構成しなくてもよくなった場合があります。

これにより、さらなるノートパソコンの薄型化が可能になってきます。また、サーバールームなどに関してはパソコンのレイアウトやサーバーのレイアウトを十分に考慮する必要があり、温度を感知するセンサーに関しても複数個を効率的に配置しないと想定した適正な温度管理ができませんのでレイアウト配置が重要です。このようにパソコン単体や部屋においても色々な角度から考慮が必要です。

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